園長挨拶
乳児期についでの幼児期は、人間の生活に必要な基礎的なことがらが身につく重要な時期でもあります。
日々充実した生活を送ることにより、豊かな人間性を培うことと思います。また、この時期の子どもたちは、暦年齢、生育歴、家庭環境などにより一人一人の特性の違いが大きく目立つときです。
それぞれの能力を充分に伸ばすためには、個々に応じたきめ細かい配慮が必要で、子供の心や考えを大切にした教育が必要だと思います。
本園は幼児教育機関として、昭和31年3月2日付けで福岡県の認可を受け設立し、地域の皆様方の暖かいご支援、ご指導を賜り、数多くの卒園生を送り出し、各方面にてご活躍されておられます。また、新たに、昭和63年3月より学校法人中山学園として認可を受け、真の幼稚園の公共性を目指し、地域社会の要望に答えるよう努力いたしております。そして、子供たちが楽しく、伸び伸びと明るい環境のもとで園生活を過ごすことが出来るように近代的で広々とした園舎を新築し、より充実した環境作りも行いました。
ここで、今更申し上げるまでもなく、幼稚園は就学前の幼児を保育し、整えられた環境の中、幼児の心身の発達を助長し、望ましい人間関係の基礎作りをする初めての組織だった教育機関で御座います。
本園では、そのために幼児の安全を考え、幼児の発達に応じた教育的な環境づくりを心がけ、いろいろと工夫して取り組んでおります。
さて、幼児の教育で今何が一番大切かと申しますと、それは人間形成の基礎となる「思いやりと意欲」を育てることだと思います。
その具体的な教育のねらいとして、「遊びこめる子」「いたわりあえる子」「がんばりやの子」という三つの幼児像を期待して、やる気の意欲と共感の思いやり、活力のたくましさを育てています。
「乳児期に体得したものは、心の中で永久に備蓄されていく。」と申します。
この原始的な要素をくんで、爽やかな環境と健やかな生活、それに風通しのよい人間関係、そして、そこに愛が聞こえる心豊かな潤いのある園づくりに教職員一丸となり、その達成に努力しております。
おおえの教育
基本理念
- 心のはたらきを育てる
教育目標
- 想像力豊かで、生き生きと遊ぶ”おおえっ子”
目指す子供の姿
- 健康で明るく元気な子
- 遊びこめる子
- いたわりあえる子
- がんばりやの子
教育内容の重点事項
- 心身の健康を培う活動を積極的に取り入れると共に、幼児期にふさわしい道徳性を生活の中で身につける。
- 自然体験、社会体験などの直接的、具体的生活体験を重視する。
- 知識重視のいわゆる早期教育とは質的に異なる、幼児期にふさわしい知的発達を促す教育の在り方を明確に示し、体験的な学びを豊かにしていく。
- 自我が芽生え、自己を抑制しようとする気持ちが生まれ幼児期の発達の特性に応じたきめ細かな対応を図る。
- 集団とのかかわりの中で、幼児の自己実現を図る。
一人一人の良さと可能性を生かす
豊かな経験・生きる喜び
先生やお友達と過ごす幼稚園生活の中で、様々な人や物、出来事と出会い一人一人の興味や関心を大切にし、意欲や思いやりのある子供を育てます。
通園方法
- 幼児バスにて送迎
- 保護者の送り迎え
お問い合わせ先
学校法人中山学園 認定こども園 大江幼稚園
〒835-0019 福岡県みやま市瀬高町大江191-2
TEL:0944-62-2855